2012年7月25日水曜日

官僚との死闘700日 長谷川幸洋


安倍政権、福田政権〜麻生政権位までの、改革派と非改革派の政争を描いた作品。
いかに官僚と戦うのが厄介なことなのかが、延々と書かれているんだけれど、いまいち文章力が弱い。

長谷川氏の普段の発言を知っていたり、以下に官僚がせこいかを知っている人は素直に楽しめるかと思うんですが、一般の人にはなんでそんな事になるか、判らないのでは無かろうか、とも思う。

また、財務省の言いなりの政治家にどんなやつがいるのかとかは良く判る。
なんだが、何故に政治家の殆どが財務省に騙されるのかは良く判らない。

そこら辺もきっちり書いてもらえると、より面白くなった気がする。
でも、もう5年くらい前の作品なんだよな。

紳士協定 私のイギリス物語 佐藤優


毎回「本当かよ!」と、突っ込みを入れたくなりますが、物語としての完成度が素晴らしいです。



原発危機と東大話法 安冨歩


東大話法はなかなか面白かったんですが、全体的にはいまいちでした。