2010年11月27日土曜日

バスケットボール日本代表 アジア大会


前回のアジア選手権だかなんだかは、過去最低の10位くらいだった(それくらい覚えていない)バスケットボール日本代表ですが、今アジア大会では見事4位です。
メダルには一歩届かなかったけれど、準決勝での韓国戦は勝ってもおかしくない内容でした。
DFは相当良いので、あとはそれをOFにつなげて行くかです。

コーチが替わって田臥勇太(もう30歳!)が入った日本代表ですが、ジェリコの時以来、久しぶりにワクワクさせてくれそうな気がします。

2010年11月26日金曜日

清原なつの 千利休


またまたamzonで買っちゃいました。
今更ですが、便利だわ。

2004年に出版されていますが、当時2ちゃんねるの清原さんスレッドでは、いまいちな評価が多かったですのですが、面白いじゃん(笑)。
本人のあとがきにも書いてありますが、千利休の芸術には触れないで、千利休の物語を400ページ弱で書いてある作品。
こういうのって、清原さんは本当に上手いと思う。

「へうげもの」で描かれた千利休も味わいがあって良いんですが、清原さんver.もこれはこれでとっても魅力的。


出来る事ならば、古田織部のエピソードがもう少し欲しかったけれど、紙面の制約上しょうがないんでしょう。
あるいは、「へうげもの」と敢えて被らないようにしたのかな(連載期間とダブってたっけ?)?

2010年11月20日土曜日

二十歳(はたち)のバースディ・プレート (清原なつの忘れ物BOX (2))


これも読んでいなかった。
私的には結婚して、音楽を聴く量もも漫画を読む量も、劇的に減っていた頃に描かれたもの(1997年頃)です。
ノスタルジックでありながら、どこかドライな視線が必ず残っている、清原さん独特の作風は健在でした。
同人時代に描いた漫画まで掲載して、清原さんはとても恥ずかしかったでしょうが、彼女のルーツを再確認出来て、とても面白かったです。

サボテン姫とイグアナ王子 (清原なつの忘れ物BOX (1))


読んでいるのもあるかと思ったんだけれども、記憶にないものばかりでした。
清原さんの仕事量も減り、僕の漫画の情熱も少し冷めていた頃の作品。
面白いです!

広島帰郷

5月に帰っているから、6ヶ月ぶりの広島。
ANAで広島空港に到着して、バスでSOGOのバスセンターへ。
そこから歩いて、ホテルにチェックインと、16:30。

舟入の路面電車の停留所から電車に乗り、左手に「まだあの青いジャージなのね」と、母校の中広中を眺め、部活の帰りに良く寄り道した、レコード店兼楽器店を眺めながら、横川駅に到着、17:15。
ムネカネはとっくに無くなって、小さなショッピングセンターになっている。
モルテンは健在だ。

良くお世話になった、フタバ図書を通り過ぎ、中学時代の通学路を歩いてみた。
小学生時代の友人の桑原君の家のジーンズショップも無く、中学時代の友人、和田君の家は全国チェーンの洋服屋に、家族で良く行った、佳里と言う中華料理店は既に無く、タキガワ化粧品は改装したがそのままだった。
山崎さん家の米屋はもう無く、金沢君家は新築されていた。
後100m位、17:30。

角のたばこ屋(川本)も店を畳み、そこを左に曲がって、右手に長谷川さんの動物病院を除いたが、幼なじみのタカヒサ君は見えなかった、後、50m。

そこから歩いて、左手の角にあるはずの実家は、物の見事に駐車場になっていました。
感傷とかは無く、ただあっけらかんと駐車場でした(笑)。

帰り道は、洋服屋の佐伯さんがご健在なのを確認し、鼻水たらしていた、よっちの家も、中学生の時に急死した、しんちゃんの家も無い。
二十数年前、息子さんが統一教会に入信し、テンヤワンヤだった理髪店の佐々木さんのご健在も確認。
向かいの「まき(俺はこの店で何百食お好み焼きを食べたのだろうか?)」は、数年前奥さんが店を畳み、その翌年位にお亡くなりになり、隣の「おかちゃん」だけが残されていた。

そのまま横川まで歩き、路面電車に乗ってホテルに帰着。
明日も仕事でございます。

2010年11月17日水曜日

超人ロック ニルヴァーナ3 聖悠紀


ぼくが中学生の頃から読み続けているマンガです。

今回の「ニルヴァーナ」は、人類の滅亡を救おうとするがために数百億人もの犠牲者が出ることを厭わないカムジンと、人類を救うためにはもっとマシな方法がある筈だとするロックとの戦い。
こう書いていると、安っぽいお話に見えますが、それは私の文才の無さの成せる技です。

カムジン側にもそれに耐えきれず、惑星と運命を共にする人や、カムジンを暗殺することを選択する人間もいます。
しかし上手くいかず、初期段階でのジェノサイドは3巻現在では止められていません。

25年前の超人ロック、物語上では1000年位前(?)の「マインドバスター」ではライガー教授の計画を止められず、結局汎銀河戦争が起こってしまいました。

今回は止める、と言うロックですが、とても自身無さげです。
結末は今月末の「超人ロック ニルヴァーナ4」の発売を待て!
と言うことで(これもamazonで購入)。

バルバラ異界4 萩尾望都


訳あって、3巻を読んだ所で止まっていて、書店、古本屋でも見つからず、amazon.co.jpでやっと見つけました。
初めてマンガをamazonで購入したんだけれども、amazonって便利だなぁ。


第27回日本SF大賞を受賞しているので、もう5年も前の作品です。
先日レビューした「菱川さんと猫」みたいな作品も良いんですが、やはりもうちょっとハードなSFが萩尾さんには似合うと思っています。


今回は4巻だけ読んでしまって、1〜3巻の内容を今一歩思い出せていないのですが、謎が謎を呼ぶこの展開は本当に上手いの一言。
1980年前後の作品の、神がかった感じはないのですが、それでも超一級の作品です。


本当に素晴らしい。

2010年11月6日土曜日

訃報 佐野洋子


誰もが一度は目にした事があるであろう、この絵本の作者、佐野洋子さんがお亡くなりになりました。

私めも、20才そこそこの頃、この絵本の朗読を確かNHKで観て、えらく感動した事を思い出しました。

それから結婚して、こどもが出来て、誕生日に娘にも買ってあげたものの、果たして彼女はこれを読んで何かを感じてくれたのであろうか?

まぁ良い、俺のように20才をすぎて、初めて感動するようなやつもいるのだから。

2010年11月3日水曜日

AZUMI-あずみ- 6 小山ゆう


表紙の絵のしょぼさにがっかり(新シリーズの「あずみ」はどれもがっかり)だったんですが、内容は安定したものです。

「お〜い竜馬」時の登場人物が出てきたりして、ファンにとっては、はなかなか憎い演出です。

でもまぁ、この作品も特筆すべきものがある訳ではないですね(どこまでも上から目線の自分)。

萩尾望都・田中アコ短編集 ゲバラシリーズ 菱川さんと猫


とりたてて書く事がそんなにある訳でもないのですが、やはり力のある作家です。

この世代の作家さんはお亡くなりになったり、あるいは漫画家自体をリタイヤされる事が多い訳ですが、新作が読める事がとてもうれしいです。