安倍政権、福田政権〜麻生政権位までの、改革派と非改革派の政争を描いた作品。
いかに官僚と戦うのが厄介なことなのかが、延々と書かれているんだけれど、いまいち文章力が弱い。
長谷川氏の普段の発言を知っていたり、以下に官僚がせこいかを知っている人は素直に楽しめるかと思うんですが、一般の人にはなんでそんな事になるか、判らないのでは無かろうか、とも思う。
また、財務省の言いなりの政治家にどんなやつがいるのかとかは良く判る。
なんだが、何故に政治家の殆どが財務省に騙されるのかは良く判らない。
そこら辺もきっちり書いてもらえると、より面白くなった気がする。
でも、もう5年くらい前の作品なんだよな。
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