2013年9月13日金曜日

風立ちぬ



ユナイテッドシネマ豊島園で観ました。
本作が宮崎駿の最後の長編アニメとなるということですが、そんなに期待せずに観ました。

で観た結果ですが、「崖の上のポニョ」より面白かったです。

久しぶりに、結核のヒロインが亡くなってしまうパターンの物語を観て、それなりに悲しくもなりましたが、なんと言って良いかわかりません。
そう言えば、宮崎駿さん曰く、初めて大人の為の映画を作ったということで、そういう意味で「崖の上のポニョ」よりは面白かったのかな?

「創造的人生の持ち時間は10年だ」と映画の中の登場人物に言わせていますが、自分自身に言い聞かせているようにも聞こえました。

宮崎駿の「創造的人生の持ち時間」を考えるに、1974年の「アルプスの少女ハイジ」から、2001年の「千と千尋の神隠し」までだとすると、それが27年あった訳で、やはりものすごい才能なんだなぁと(「紅の豚」迄でも17年だわ)。

同い年の、富野由悠季さんが1977年の「無敵超人ザンボット3」から1983年の「聖戦士エルガイム」までだった事を考えると、その差は計り知れないです(個人的には富野さんの方が好きですが)。


やはりあんまりほめてないな。



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